イスラエル・ネタニヤフ首相「目的達成まで戦闘継続が認められなければならない」改めて強調
イスラム組織「ハマス」との交渉をめぐって停戦の扱いが焦点となる中、イスラエルのネタニヤフ首相は、目的を達成するまで戦闘継続が認められなければならないと改めて強調しました。
ロイター通信などによりますと、イスラエルとイスラム組織「ハマス」との間で停戦の扱いが焦点となっている中、ネタニヤフ首相は7日、声明を発表し、戦争の目的を達成するまで戦闘継続が認められなければならないと述べました。
ハマスはこれまで恒久的な停戦を求めてきましたが、段階的な停戦に含みを持たせる意向を示すなど、軟化が伝えられていました。
仲介国での交渉をめぐっては、アメリカのバーンズCIA長官がカタールやエジプトを訪問することが伝えられるなど、進展があるかが注目されています。
こうした中、イスラエル軍は3日、ガザ地区南部ラファでメディア関係者に戦闘の状況を説明するツアーを開催しました。軍は、発見されたハマスのトンネルは武器の密輸などに利用されていたと主張しています。