バイデン大統領 山火事被害のマウイ島視察「可能な限り支援を行う」
アメリカのバイデン大統領は21日、山火事で大きな被害を受けたハワイ・マウイ島を視察し、再建に向け全力を尽くす考えを強調しました。
マウイ島で今月8日に発生した山火事ではこれまでに114人の死亡が確認され、安否が分かっていない人は今も850人にのぼっています。
バイデン大統領は21日、ジル夫人とともにマウイ島を訪れ被害状況を視察しました。
バイデン大統領「我々、国全体があなた方と共にいる。我々は、マウイ島の人が望む方法で再建する」
バイデン氏は「文化や伝統を尊重し、可能な限り支援を行う」と強調しました。バイデン氏の山火事への初動対応をめぐっては被害が拡大する中、地元デラウェア州で休暇をとったことなどから野党・共和党から批判の声があがっていました。
ホワイトハウス当局者は21日、「大統領は、今月10日大規模災害宣言を迅速に発令し、休暇中も、スタッフから報告を受けていた」と反論しました。