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党内“撤退圧力”にバイデン氏「私に挑戦しろ」 報道官「大統領はパーキンソン病治療受けず」NYタイムズ報道受け

2024年7月9日 12:49
党内“撤退圧力”にバイデン氏「私に挑戦しろ」 報道官「大統領はパーキンソン病治療受けず」NYタイムズ報道受け

アメリカのバイデン大統領は、民主党内で強まる大統領選挙から撤退を求める声に対し「立候補して私に挑戦しろ」とけん制しました。

バイデン大統領は8日、テレビ番組に電話出演し、民主党内から撤退論が出ていることについて「民主党内のエリートにいらだちを覚える」と述べました。

アメリカ バイデン大統領
「私が選挙戦を続けるべきではないと思うなら、対抗馬として立候補しろ。党大会で私に挑戦しろ」

また、バイデン大統領は8日、民主党議員に対し「この選挙戦を最後まで走り抜きドナルド・トランプを打ち負かす」などと記した書簡を送り、撤退論を否定しました。

こうした中、ニューヨーク・タイムズは8日、パーキンソン病の専門医が、去年の夏から8か月間で8回、ホワイトハウスを訪問していたと報じました。このうち、少なくとも1回はバイデン大統領の主治医と面会していると伝えています。

ホワイトハウス ジャンピエール報道官
「大統領はパーキンソン病の治療を受けているか?ノーだ。治療薬を服用しているか?ノーだ。この答えがすべてだ」

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、大統領はパーキンソン病の治療を受けていないと説明しました。

また、アメリカメディアによりますと、バイデン大統領の主治医は8日、報道されたパーキンソン病の専門医は、バイデン氏の毎年の定期健康診断で診察を担当した神経科医だと発表しました。その上で、定期健康診断以外で神経科医の診察は受けていないと強調しています。