英王室キャサリン妃「がんと診断されて化学療法を受けている」 ビデオメッセージ発表
イギリス王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃は、22日、ビデオメッセージを発表しました。
「がんと診断されて化学療法を受けている」と明らかにしています。
キャサリン妃「(腹部の)手術後の検査でがんが見つかりました。予防的な化学療法を受けるべきだと診断され、現在、初期段階の治療を受けています」
キャサリン妃は、このように述べ、がんと診断されたことを公表しました。がんの種類やステージなどの詳細については、明らかにしていません。
キャサリン妃は、また、「私が治療を終えるまでの間、私たち家族には時間やプライバシーが必要であることをご理解いただきたい」と述べた上で、今後、治療に専念する考えを示しました。
イギリス王室では、チャールズ国王もがんと診断されて治療を続けていて、王室メンバーの健康状態に懸念の声が高まっています。
イギリスのスナク首相も声明を出し、がんの公表に敬意を表した上で、「キャサリン妃の復帰を心待ちにしている」と一日も早い回復を祈りました。