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米中首脳、18日に電話会談へ 露侵攻後初

2022年3月17日 22:36

アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席がウクライナ情勢などをめぐって、18日に電話会談すると、ホワイトハウスが発表しました。米中首脳による会談は、ロシアによるウクライナ侵攻後、初めてです。

ホワイトハウスによりますと、両首脳による電話会談は、アメリカ東部時間の18日に行われる予定で、ウクライナ情勢のほか、米中二国間の問題も協議するとしています。

米中両国は、今月14日にイタリアのローマで、約7時間にわたって高官レベルの協議を行うなど、やりとりを活発化させています。

高官協議では、アメリカのサリバン大統領補佐官が、中国の外交トップ・楊潔チ政治局員に対し、ウクライナ情勢をめぐって、中国がロシアを支援することへの強い懸念を伝えていて、18日の首脳会談でもバイデン大統領は習主席に対し、ロシアへの支援を自制するよう直接呼びかけるものとみられます。

米中首脳による会談は、去年11月にオンライン形式で開かれて以来で、翌週にNATO(=北大西洋条約機構)の緊急首脳会議も予定される中、中国側の出方が焦点となります。

(※ 楊潔チのチは竹かんむりの下にがんだれと「虎」)