ニジェールでクーデター 拘束の大統領は「公邸にいて元気」国連担当者
国連の担当者は28日、クーデターが起きた西アフリカのニジェールで拘束されているバズム大統領について、「公邸にいて元気にしているようだ」と明らかにしました。
ニジェールに常駐する国連の担当者は28日、現地からオンラインで会見し、拘束されているバズム大統領について、「公邸にいて元気にしているようだ」とした上で、軍側に解放するよう求めました。ただ、現時点で、国連は軍側と接触していないとしています。
国連によりますと、ニジェールでは430万人が人道支援を必要としていて、クーデターの影響で人道状況がさらに悪化することが懸念されています。
また、アフリカでは、ロシア軍への反乱を起こした民間軍事会社ワグネルが活動していますが、現時点では、ニジェールで活動の兆候はみられないとしています。