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ニジェール「クーデター支持者らが与党本部を襲撃」報道も 外交筋「状況は危険で、いつ暴力的になってもおかしくない」

2023年7月28日 9:24

西アフリカのニジェールで26日、軍の一部が「現政権を終了させる」と宣言しました。周辺の国々では、ここ数年、クーデターが相次いでいます。

ニジェール外交筋などによりますと、ニジェールの首都ニアメーで26日、軍の一部が大統領公邸を封鎖し、バズム大統領を拘束したということです。その後、兵士らが国営テレビで声明を発表し、治安状況の悪化や劣悪な政治などを理由に「現政権を終了させる」として、一時的に国境を封鎖することや外出禁止などを宣言しました。

声明の発表後、バズム大統領はSNSに、「苦労の末に勝ち取った成果は守られる。民主主義と自由を愛する全てのニジェール人は、それを目にするだろう」と投稿しました。

BBCは、クーデター支持者らが与党本部を襲撃していると伝えていて、首都ニアメーに滞在するニジェール外交筋はNNNの取材に対し、「状況は危険で、いつ暴力的になってもおかしくない」とコメントしています。

大統領が拘束されたことについて国連のグテーレス事務総長は、「国の民主的統治を妨害することをやめ、法の支配を尊重しなさい。国連は、民主的に選出されたニジェール政府とニジェール国民と共に立つ」と述べました。

ニジェールやその周辺国では、イスラム過激派が勢力を拡大し、治安が悪化しています。ニジェールは西側諸国と連携して過激派への対策を進めていて、隣国マリやブルキナファソなどロシアとの接近を強める軍事政権との対立が深まっていました。

今回のクーデターによってニジェールでもロシアの影響力が拡大する可能性もあるとして、国際社会からは地域の不安定化に懸念の声が上がっています。

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