香港政府は新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、今月26日から海外からの渡航者に対する「隔離」を撤廃すると発表しました。

香港の李家超行政長官は23日、香港での感染者が減少しているとして、今月26日以降、日本を含む海外からの渡航者に対して「隔離措置」を撤廃すると発表しました。

香港到着後の1週間で3回のPCR検査を受けることが義務づけられます。

香港はこれまで、海外からの渡航者に一切の外出を禁止する3日間の強制隔離を実施するなど厳しい措置を続けていて、国際金融センターとしての地位低下が懸念されていました。

李行政長官は会見で「コロナ対策と経済のバランスをとり地域の競争力を維持する」などと水際対策を緩和する狙いを強調しました。

画像提供：香港政府