スポーツ専門メディアESPNは20日、大谷翔平選手の元チームメートのデビッド・フレッチャー選手が、スポーツ賭博を行っていたとして、MLBが調査を開始したと報じました。

エンゼルス時代、4人仲良く車に乗る大谷翔平選手。隣には“違法賭博”を巡る事件の渦中の人物、元専属通訳・水原一平被告。

そして、その前に座っているのが、大谷選手の元チームメート、デビッド・フレッチャー選手です。スポーツ賭博を行っていたとしてMLBが調査を始めたと、スポーツ専門メディアESPNが20日、報じました。

その賭博業者とされるのが、マシュー・ボウヤー氏。

――水原被告が送金した金を使いましたか？

賭博業者　マシュー・ボウヤー氏（米・カリフォルニア州　8日）
「ノーコメントだよ」

水原一平被告が関与した賭博の「元締」とされる人物です。

ESPNによると、水原被告がボウヤー氏と初めて会った2021年、その場に同席していたというフレッチャー選手。

今年3月にESPNの取材を受けた際には、自身は“ボウヤー氏を通じて賭けをしたことはない”と語っていたということです。

ESPNは、フレッチャー選手は野球には賭けていないと報じる一方で、フレッチャー選手の友人で元マイナーリーグの選手が、エンゼルスの試合に賭けていたとも伝えています。