露軍のミサイルが集合住宅などに着弾…少なくとも18人死亡、31人ケガ~オデーサ州知事報道官
ウクライナの南側にある黒海の要衝、ズミイヌイ島からロシア軍が撤退しました。ロシア側は、「穀物の搬出に協力するため」と主張しています。
ズミイヌイ島をめぐっては激しい争奪戦が続いていましたが、ウクライナ軍幹部は先月30日、「ロシア軍が攻撃に耐えきれず島を放棄した」と発表しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領「ズミイヌイ島は戦略的に重要で、黒海の状況が大きく変わる」
ロシア国防省は撤退について「国連によるウクライナからの穀物の搬出に協力するため」と説明しています。
一方で、ロシアは穀物輸出の主要な港があるオデーサへの攻撃を続けています。1日、ロシア軍のミサイルがオデーサの集合住宅などに着弾しました。
地元州知事の報道官によりますと、州内で少なくとも18人が死亡したほか、31人がケガをしたということです。