プーチン大統領、年末恒例の大規模記者会見「今年は行わず」ウクライナ侵攻影響か
ロシア大統領府は12日、プーチン大統領が年末恒例の「大規模記者会見」を今年は行わないと発表しました。ウクライナ侵攻が影響しているとみられます。
毎年行われている「大規模記者会見」は、外国の記者も招いて4時間以上も続くプーチン大統領の年末恒例の行事です。この記者会見について、大統領府のペスコフ報道官は12日、「新年まで行われない」と述べ、今年は行わないことを明らかにしました。
プーチン大統領は今年、毎年春に行ってきた連邦議会への「年次教書演説」をまだ行っておらず、夏にテレビを通じて開いていた「国民対話」も延期されたままとなっています。
いずれも、これまでプーチン大統領が重視してきたアピールの場ですが、今年はウクライナ侵攻が影響しているとみられ、ペスコフ報道官も行わない理由については明らかにしませんでした。