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エリザベス女王の棺へ対面するための行列「想定以上」に 新たに並ぶことを一時的に禁止も

2022年9月17日 6:36

エリザベス女王の棺と対面を望む人が後を絶ちません。イギリス・ロンドンでは16日も一般市民の弔問が続きましたが、順番を待つ人の列が想定以上に延びたため、新たに並ぶことが一時禁止されました。

ロンドンでは16日、エリザベス女王の棺と対面を望む市民らの列がおよそ8キロにまで達しました。

その中には、サッカー、元イングランド代表のデビッド・ベッカムさんの姿もみられました。

ベッカムさん「私たち全員がここに一緒にいたい。私たち全員が女王の素晴らしい人生を祝う何かを経験したいのです」

その後、順番待ちの列が想定を超えて延びたため、イギリス政府は新たに並ぶことを一時的に禁止しました。

記者「こちらの公園の中に行列に並ぶための最後尾があるのですが、弔問を希望する人が多すぎるため列に並ぶことができなくなっています。さらに、この列に並ぶための行列がすでにでき始めています」

一方、19日の国葬の後、女王が埋葬されるロンドン郊外のウィンザー城では、棺の移送に向けた準備が始まっています。

記者「こちらは女王が最も愛した町ウィンザーです。町のあちこちに女王の写真が飾られているほか、柵も設けられ女王の埋葬に向けた準備が始まっています」

ウィンザー市民「彼女がこの家に戻ってくるのは正しいこと。ウィンザーは彼女が愛していた場所だから」

ウィンザー城は女王が生前多くの時間を過ごした場所で、周辺の住民らも、女王が戻ってくることを心待ちにしています。