スペインサッカー連盟前会長、3年間の資格停止処分に メダル授与式で女子代表選手の唇にキス
サッカー女子ワールドカップのメダル授与式で、代表選手の唇にキスをしたスペインサッカー連盟の前会長について、FIFA(=国際サッカー連盟)は、3年間の資格停止処分にすると発表しました。
FIFAは30日、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス前会長を3年間の資格停止処分にすると発表しました。ルビアレス前会長は女子ワールドカップのメダル授与式で、優勝したスペインの代表選手の唇にキスをし、FIFAから90日間の暫定的な資格停止処分を受けるなどし、会長職を辞任していました。
ルビアレス前会長は今後3年間、国内外でのサッカーに関連する全ての活動が禁止されることになります。一方でFIFAは、10日以内であれば、不服を申し立てることができるとしています。
この問題をめぐっては、キスをされた代表選手が、ルビアレス前会長を検察に告訴するなど波紋が広がっています。