来月、南アフリカで開かれる国際会議に、国際刑事裁判所から逮捕状がでているプーチン大統領が出席するかどうかが注目されていましたが、プーチン大統領はオンラインで参加することになりました。

ロシア大統領府は、来月、南アフリカで開かれるBRICS（＝新興5か国）首脳会議にラブロフ外相を派遣し、プーチン大統領はオンラインで参加すると発表しました。

ICC（＝国際刑事裁判所）から逮捕状がでているプーチン大統領をめぐっては、ICC加盟国である南アフリカは入国した場合、逮捕せざるをえず、両国の間で協議が行われてきました。

プーチン大統領にとってBRICSは、中国の習近平国家主席やインドのモディ首相らと並んで西側への対抗軸をアピールできる場ですが、南アフリカの立場なども考慮し見送ったものとみられます。