勝敗だけでなく競技を通じ国際的な友情の芽生えにも期待 阿南市でティーボール国際大会【徳島】
8月23日から、徳島県阿南市で野球に似たスポーツ、「ティーボール」の国際大会が開かれます。
ティーボールは1チーム10人、ルールは野球とほとんど同じですが、最初に投げるピッチャーはおらず、「ティー」と呼ばれる台に置かれたボールを打つことからプレーが始まります。
このティーボール国際大会には、日本を含むアジアの8つの国や地域から、あわせて28チーム、約360人の小学生ら選手が参加します。
日本から15チーム、このうち徳島県内からは7チームが参加します。
大会での試合や交流を楽しみに練習している、地元阿南市桑野町の少年野球チーム「桑野シルバータイガース」を取材しました。
8月19日、大舞台を前に出場するメンバーらが競技で使われるボールを使って、桑野小学校の体育館で練習を行いました。
(桑野シルバータイガース 橘敬冶監督)
「海外の子どもたちと交流できる絶好の機会なので、ティーボールを通じて子どもたちの交流が楽しくできるよう、私も指導者として努めたいと思っています」
桑野シルバータイガースでは、普段は3年生から6年生までが少年野球チームとして活動しており、ティーボールでは幼児から小学校2年生のメンバーが野球に慣れるために練習しています。
大会には6年生を中心とした主力メンバーで大会に挑みますが、選手たちは普段使用している野球用の軟式ボールとティーボール用のボールの違いに苦戦しているようです。
(桑野シルバータイガース 福原悠大選手(6年))
「ティーボールはボールがちょっと柔らかいので投げにくかったり、暴投になってしまうから難しい」
(桑野シルバータイガース 新納佑主将(6年))
「バッティングでは軟式とは違って、重いボールがあんまり飛ばなくて」
競技で使われる黄色いボールは、軟式ボールと比べて大きく柔らかいのが特徴です。
バットも野球用の金属バットと違い、ゴム製のものなどを使用するため、打った感触などに違いがあるということです。
この日の試合形式の練習でも、守備面でボールが手につかなかったり、エラーする場面が多く見られました。
チームは、8月上旬に中心メンバーがベトナムの首都ハノイを訪問し、このボールやバットを使った試合に慣れるための交流試合を行いました。
今大会の主催者の一人であり、この訪問に同行した野球のまち阿南推進協議会の河内志郎会長も、アジアの子どもたちとの交流に期待を寄せています。
(野球のまち阿南推進協議会 河内志郎会長(79))
「阿南市の皆さんとともに国際大会が開けることによって、今大会が世界大会の開催のモデルになるように、一生懸命努力し工夫して頑張りたい」
(桑野シルバータイガース 田村倫基選手(6年))
「世界からたくさんの人が来るので、まずは楽しんで、その次に勝てるようにしたい」
アジアの小学生たちがティーボールを通じて交流の輪を広げる今回の大会、勝敗だけでなく競技を通じた国際的な友情が芽生えることも期待されています。
ティーボールの国際大会は、23日に開会式が開かれ、24日から2日間、阿南市のJAアグリあなん運動公園で競技が行われます。
ティーボールは1チーム10人、ルールは野球とほとんど同じですが、最初に投げるピッチャーはおらず、「ティー」と呼ばれる台に置かれたボールを打つことからプレーが始まります。
このティーボール国際大会には、日本を含むアジアの8つの国や地域から、あわせて28チーム、約360人の小学生ら選手が参加します。
日本から15チーム、このうち徳島県内からは7チームが参加します。
大会での試合や交流を楽しみに練習している、地元阿南市桑野町の少年野球チーム「桑野シルバータイガース」を取材しました。
8月19日、大舞台を前に出場するメンバーらが競技で使われるボールを使って、桑野小学校の体育館で練習を行いました。
(桑野シルバータイガース 橘敬冶監督)
「海外の子どもたちと交流できる絶好の機会なので、ティーボールを通じて子どもたちの交流が楽しくできるよう、私も指導者として努めたいと思っています」
桑野シルバータイガースでは、普段は3年生から6年生までが少年野球チームとして活動しており、ティーボールでは幼児から小学校2年生のメンバーが野球に慣れるために練習しています。
大会には6年生を中心とした主力メンバーで大会に挑みますが、選手たちは普段使用している野球用の軟式ボールとティーボール用のボールの違いに苦戦しているようです。
(桑野シルバータイガース 福原悠大選手(6年))
「ティーボールはボールがちょっと柔らかいので投げにくかったり、暴投になってしまうから難しい」
(桑野シルバータイガース 新納佑主将(6年))
「バッティングでは軟式とは違って、重いボールがあんまり飛ばなくて」
競技で使われる黄色いボールは、軟式ボールと比べて大きく柔らかいのが特徴です。
バットも野球用の金属バットと違い、ゴム製のものなどを使用するため、打った感触などに違いがあるということです。
この日の試合形式の練習でも、守備面でボールが手につかなかったり、エラーする場面が多く見られました。
チームは、8月上旬に中心メンバーがベトナムの首都ハノイを訪問し、このボールやバットを使った試合に慣れるための交流試合を行いました。
今大会の主催者の一人であり、この訪問に同行した野球のまち阿南推進協議会の河内志郎会長も、アジアの子どもたちとの交流に期待を寄せています。
(野球のまち阿南推進協議会 河内志郎会長(79))
「阿南市の皆さんとともに国際大会が開けることによって、今大会が世界大会の開催のモデルになるように、一生懸命努力し工夫して頑張りたい」
(桑野シルバータイガース 田村倫基選手(6年))
「世界からたくさんの人が来るので、まずは楽しんで、その次に勝てるようにしたい」
アジアの小学生たちがティーボールを通じて交流の輪を広げる今回の大会、勝敗だけでなく競技を通じた国際的な友情が芽生えることも期待されています。
ティーボールの国際大会は、23日に開会式が開かれ、24日から2日間、阿南市のJAアグリあなん運動公園で競技が行われます。
最終更新日:2024年8月22日 20:55