スーパーの総菜 プライベートブランドへ進化……“プロ監修”レストラン品質をワンコインで!『every.気になる!』
大手スーパーが力を入れる“プライベートブランド”の総菜。専属シェフ監修による“レストランクオリティー”の味や、自社工場で製造コストを抑えながらも価格据え置き&増量という定番品も。プライベートブランドだからこそできる総菜の最前線を取材しました。
豊富な品揃えで食卓を彩る、スーパーの「総菜」。
お客さん(40代)
「しょっちゅう来ているんですけど。これもリピート、これもリピート。全部リピートですね!」
お客さん(50代)
「前と変わってすごく(種類)増えたので楽しいです」
実は、2024年になって大手2社が立ち上げたのが総菜の"プライベートブランド"です。開発から製造までを自社で行うことが可能になり…
お客さん(30代)
「多くて安いのでいいなと思って手に取りました」
さらに、専属シェフが監修した約500円のオリジナルメニューまで!
お客さん(20代)
「ちょっとしたご褒美みたいな感じで選ぶような」
気になる!班
「たくさん総菜を手に取っています」
店をよく利用するという夫婦が気になっていたのは…
お客さん(50代)
「新メニューっていうか、なんかちょっと凝っているなと」
今年6月に登場した“プライベートブランド”の総菜です。追求したというのは、“専門店の味”。
お客さん(50代)
「ちょっと自分でやるには手間がかかりそうな」
お客さん(50代)
「外食するよりは安いと思う」
商品は約50種類。専属のシェフが味の監修を行い、すべて自社工場で作っているといいます。
イオンリテール デリカ商品部 多田岳人さん
「外食じゃなくてもスーパーでレストラン品質の商品を買えたら、お客様にとって新しい価値になる」
ワンコイン以下にこだわった総菜も。494円のとろとろ食感に仕上げたという牛すじカレーのほか、海鮮だしに焦がしネギ油がアクセントの特製チャーハン、エビとトマトクリームのリゾット風はどちらも429円です。
焼きおにぎりが入った、だし茶漬けをリピート買いしているという男性は…
お客さん(60代)
「見た目もオシャレというか、手に取りたくなるような」
売り上げが1.5倍ほどに伸びている商品もあるということです。
別の大手スーパー(イトーヨーカドー大森店/東京・大田区)では…
ことし5月、総菜全体の約9割にあたる、約270種類が“プライベートブランド”に。
お客さん(70代)
「これが結構気に入っている」
気になる!班
「どれですか?」
女性が訪れるたびに買っているという「だし巻き玉子」は、新しく専用の機械を導入し、店内で一つ一つ手作り。特製だしを使い、ふんわりとした食感にもこだわっているそう。
酢を改良したという寿司は店内で握られ、海鮮丼なども含めると約40種類が並びます。
気になる!班
「寿司は食べたことは?」
お客さん(30代)
「かなり食べています。ネタも豊富ですし」
さらに、定番総菜の「ポテトサラダ」や「肉じゃが」は、他社に発注していたものを自社工場で製造。これによりコストを抑え、価格据え置きで中身を増量できたといいます。
店内で二度揚げするロースカツは、以前よりも60円安く販売が可能に。
ここで問題です!
こちらのスーパーの総菜は、お客さんを飽きさせない“ある工夫”が。それは次のうち、どちらでしょうか。
A:3日に1回新メニュー、B:定番総菜に複数の味
森アナウンサー
「Aは3日に1回新メニューができるということ。Bは定番総菜に複数の味があるということ。さあ、斎藤さんは?」
斎藤キャスター
「Aの3日に1回」
陣内キャスター
「3日に1回」
鈴江アナウンサー
「Bかなあ」
森アナウンサー
「われました!正解はこちらです!」
――お客さんに総菜を飽きさせない工夫とは?
気になる!班
「ギョーザだけでもこれだけ種類がたくさん置いてあります」
ギョーザは定番の肉ギョーザだけでなく、九条ねぎギョーザや揚げギョーザなど全5種類を用意。ということで、正解はBの「定番総菜に複数の味」でした。
お客さん(30代)
「揚げギョーザはあまり見ないので惹かれました」
お客さん(40代)
「ちょっとずつ違う味があるので食べ比べてみたり…」
ほかにもポテトサラダは、コーンと枝豆をあえた変わり種など5種類。コロッケも5種類並んでいました。
自社工場で作る“プライベートブランド”だからこそ可能になったという豊富なラインアップ。総菜全体の種類についても、今後増やしていく予定だということです。
(9月17日放送「news every.」より)