極太麺と極細麺あなたはどっち?東京で食べられるご当地うどん群馬&長崎編!
うどん大好き!おは4キャスター後藤楽々による持ち込み企画、東京で食べられるご当地うどんシリーズ第三弾。今回は、ジメジメとした6月でも食べやすい、群馬県の極太うどんと長崎県の極細うどんを取材しました。
◇◇◇
まずは、極太めんのツルもち食感にハマる!暑い季節にも人気の群馬県のひもかわうどんです。
後藤楽々キャスター
「見てください、すごい行列ができています!」
開店30分前からこの長蛇の列!こちらは、群馬県館林市に本店を持つ、ひもかわうどんの名店、五代目 花山うどん 銀座店です。群馬県のうどんを多くの人に知ってもらいたいということで、銀座にオープンしたそうです。
そんなうどん店の名物メニューは…
花山うどん 5代目橋田高明さん
「鬼釜です」
なんとも勇ましい名前のメニュー、“鬼釜”。そして提供する器には、たぬきの形をしたユニークな器で出てきました。群馬県館林市といえば、おとぎ話の『ぶんぶく茶釜』の舞台となった、茂林寺があることで知られていますが、そのことにちなんでいるそうです。
麦を食べて育ったという、群馬県産の豚肉や卵など具だくさん。だししょうゆと、卵をからめていただきます。そして、ご覧下さい!麺の幅は、約5センチの極太麺、これがひもかわうどんの魅力です。
後藤楽々キャスター
「ん~!ん~!!たまらん。なんといっても、このツルもち食感!豚肉も甘い。暑くなってくると、食欲低下すると思うんですけど、ピッタリ」
創業して130年!味を守るのは5代目の橋田高明さんです。麺は小麦から作るというこだわり。群馬県は水流が豊富で、小麦に適した環境があるそうです。
花山うどん 5代目橋田高明さん
「赤城山から吹き下ろしてくる風が、小麦にいい影響を与えてくれる」
小麦のモチっとした食感を生かすため、麺の厚みは1.5ミリに。一番いいモチっと食感が、味わえるようにしていると言います。
ところで、何故ひもかわうどんと呼ばれるようになったのでしょうか?
花山うどん 5代目橋田高明さん
「いもかわうどんが、なまってひもかわうどんとなった」
諸説ありますが、江戸時代に現在の愛知県で人気だった平打ち麺の“いもかわうどん”が訛って、“ひもかわ”になったと言われています。
また、いもかわうどんは、後藤キャスターの故郷、愛知・名古屋市の名物、きしめんのルーツという説もあるようです。
後藤楽々キャスター
「だから好きなんだって納得しました!」
続いては、細いめんの食感が心地いい!長崎県の五島うどんです。
訪れたのは、東京・世田谷区にある小田急線の経堂駅から歩いて、5分ほどのところにあるお店、五島うどんと酒菜 はちびら。
こちらのお店では、五島うどんを実際に現地から取り寄せていて、五島市から、市の魅力を発信するお店として公認されています。
店主 中村千絵さん
「とにかく五島うどんがおいしいなと思って、それに特化したお店をやろうと」
東京から約1300キロ離れた長崎県の名物うどんを、東京で味わいます。
こちら、地獄炊き。五島市では、このように小鍋でグツグツと茹でる、地獄炊きと呼ばれる食べ方が主流だといいます。地元でお馴染みの、トビウオの煮干し、アゴだしがきいたつゆでいただきます。
後藤楽々キャスター
「ん~!!おだしの味、お魚のうまみがギュッと詰まっている。麺もツルツルっと食べられて喉越し最高です」
五島市では、卵を絡めて食べるのも定番となっているそうです。
後藤楽々キャスター
「うん!喉越しがいいので暑くなってくるこの時期に、ツルツルっと食べられます!目を閉じれば五島列島にいるんじゃないか。すごく優しい気持ちになるうどんでした」
太さが全く違う群馬県と長崎県のご当地うどんで、ジメジメした梅雨を乗り切りましょう!