カレーうどんに卵20個!?富山のうどんは昆布推し!?驚きとほっこりと…絶品うどん特集!
本格的な冬が到来し寒さ厳しい日が続くとき食べたくなるのが、温かくて美味しい“うどん”。今回は、大のうどん好きで、日頃から食べ歩いているという後藤楽々キャスターが取材してきました。
まずは東京・世田谷区の下北沢で発見した、ある具材がてんこ盛りの斬新なカレーうどんです。
後藤楽々キャスター
「すごい!たくさん卵が!」
ご主人に出してもらったのは…卵とカレーでうどんが見えない、驚きのカレーうどん。
なんと、うずらの卵が20個もトッピングされていました。早速、いただく後藤キャスター。
後藤楽々キャスター
「あったまる!なんといってもこのダシカレー!ダシのこの優しいうまみが口の中に広がります。うずらの卵とカレーの組み合わせ。初めて食べたんですけど、いいアクセント。幸せです。」
広栄屋店主 熊切栄一さん
「これは元々、愛知の豊橋に行って食べておいしかったカレーうどんを再現して作った」
きっかけとなったのは、全国有数のうずらの生産地、愛知県豊橋市で食べた、うずらの卵入りカレーうどんだったと言います。あまりのおいしさに感動した熊切さんは、その味をヒントに、このカレーうどんを作りました。でも、なぜうずらの卵を20個もトッピングしたのでしょうか?
広栄屋店主 熊切栄一さん
「うずらの卵3つ入りのカレーうどんはやっていたのですが、“もっとうずら食いてえ!”っていうお客さんがいたので」
そして、うどんを食べ進めていると、更なるサプライズが!
後藤楽々キャスター
「下の方から白いトロトロしたものが!これとろろ!?」
実は、うどんの下に、とろろごはんが隠れているんです。このアイデアも豊橋のカレーうどんをヒントにしていて、おいしいダシカレーを余すことなく味わえます。
後藤楽々キャスター
「う~ん♪これを人は幸せと呼ぶんですよ」
続いて訪れたのは、東京・日本橋。富山県のアンテナショップの中にあるレストランの、ほっこりご当地うどんです。細い麺が美しい富山県氷見市の名物、その名も氷見うどん!
うどんでは珍しい乾麺になっていて、江戸時代に石川県能登地方のうどんやそうめんの技法を取り入れたのが、始まりなんだそうです。
そして、この一杯のうどんには、富山県民がこよなく愛する“ある食材”が、ふんだんに使われています。
後藤楽々キャスター
「ツルツル!モチモチ!喉越しがものすごくいいです。あと昆布のダシがすごくきいていますね!」
富山はま作 料理長浜守淳さん
「富山県は、こよなく昆布を愛する県民性」
総務省の家計調査によると、富山市の昆布の支出額は、全国1位となっていました!
うどんのダシには、もちろん昆布が使われていて、トッピングにも昆布で巻いたかまぼこや、とろろ昆布と、昆布づくしです!
そんな富山の味が、ぎゅっと詰まったうどんに、富山出身の浜守料理長は今、ある思いを込めているといいます。
富山はま作 料理長浜守淳さん
「被災してしまった氷見市。もう、自分たちができることをコツコツとやるしかないので、そういった思いも込めながら、おいしく食べてもらえたらうれしい」
後藤楽々キャスター
「今は東京で氷見うどんを食べて、いつかは富山に実際に食べに行きたいと思います」