きみまち阪のサクラの酵母を使った春を感じるクラフトビール 6つの醸造所が商品開発
県内でクラフトビールの醸造に取り組む事業者が県内で咲くサクラの酵母を使った商品を発表しました。いずれも春を感じさせる味わいに仕上がっています。
黄金色に輝き、きめ細やかな泡を立てるクラフトビール。
県内6つのクラフトビール醸造所が、県内で咲くサクラの酵母を使った商品を発表しました。
秋田県麦酒醸造技術研究会 顧問 進藤昌さん
「秋田県の場合ですね、長い冬、そして春になって、冬が終わって華やかな気持ちになった時にこのサクラの花から採れた酵母を使ったビール、これでみなさんに楽しんでもらいたいということで」
能代市のきみまち阪公園のソメイヨシノを採取し酵母として使っていて、いずれも春を感じさせる味わいに仕上がっています。
こちらはおととし開業した、秋田市にあるホップドッグブルーイングの「さくらサキホコレ」です。
県のブランド米サキホコレも原料に使いながら桜色のビールにしました。
太田英梨花アナウンサー
「飲んだあとに鼻を抜けるサクラの香り。そしてすっきりとした味わいですけれども、ホップの旨味もしっかり感じられます。あまりクセがないのでどんな食事にも合いそうです」
ほほも桜色に染まるサクラ酵母を使ったクラフトビールは県の内外の酒店やスーパー、飲食店などで取り扱っています。