二十四節気の「啓蟄」も…秋田市では6日ぶりに積雪を観測 雪降る中、春を迎える準備も着々と
5日は、二十四節気のひとつ「啓蟄」です。
秋田市にある寺では、春を迎える準備のこも外しが行われました。
6日ぶりに積雪が観測された秋田市、雪が残る中での作業となりました。
未明から断続的に雪が降った秋田市。
車のボンネットやフロントガラス、それに屋根が、雪に覆われていました。
太田朋孝 記者
「JR秋田駅前は湿った雪が降っています。駅前の広場は一面が雪に覆われています」
秋田市の5日朝の最低気温は0.3度で、午前4時に3センチの積雪を観測しました。
秋田市中心部の積雪の観測は、先月27日以来、6日ぶりです。
鴨下望美アナウンサー
「午前9時の秋田市は、雪はそこまで降っていませんが、境内には雪が残っています。空気が冷たい中ではありますが、こちらの境内では、春の前の準備、こも外しが行われています」
5日は、二十四節気のひとつ「啓蟄」です。
冬眠していた虫が、春の暖かさを感じて地中から出てくる頃とされています。
秋田市泉にある天徳寺では、境内のマツの木に去年11月に巻き付けた「こも」を外す作業が行われました。
春を迎える準備です。
雪が残る中での作業でしたが、日中は気温が上がり、秋田市中心部の積雪は再びなくなりました。
5日の最高気温は6.1度で、来週は10度を超える日もある見込みです。
季節は少しずつ歩みを進めています。