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冬の風物詩「松の雪吊り」 雪の重みから松の枝を守る 岐阜・高山市

2023年11月20日 11:53
冬の風物詩「松の雪吊り」   雪の重みから松の枝を守る 岐阜・高山市

本格的な雪の季節を前に、岐阜県高山市で、雪の重みから松の枝を守る「松の雪吊り」作業が行われています。

雪吊り作業は木材と縄を使って松の枝が雪の重みで折れないように保護するもので、高山市の冬の風物詩になっています。

高山の20日朝の気温は3℃と吐く息が白くなる中、作業員6人が慣れた手つきで1本約10メートルの縄24本を松の木に円錐状に等間隔に垂らし枝にきつく結びつけていきました。

作業は松を雪から守るための丈夫さと、高山の情景にあうよう美しさを意識して行っているということです。

このあと1週間ほどかけて、市内29か所で松54本の雪吊り作業が行われ雪の季節を迎える準備が整います。

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