花やしきに新エリア “おしゃべりOK”図書館も 暑くても快適「屋内スポット」
危険な暑さとなる日が続く中、快適に過ごせる“屋内の施設”が注目されています。東京の遊園地・浅草花やしきでは、屋内施設を拡充した新エリアがオープンしました。今月オープンした多摩市の図書館では、一風変わった取り組みをしています。
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多くの人でにぎわいをみせる東京・浅草の遊園地「浅草花やしき」。先週、新エリアがオープンしました。
花やしき・広報担当 高知尾有美
「新エリアではこのお化け屋敷のように、室内でもお楽しみいただけるものを充実させております」
お化け屋敷などの屋内のアトラクションが誕生! その狙いは…
花やしき・広報担当 高知尾有美
「花やしきは屋外施設になりますので、暑さですとか雨天など天候に左右されていたところを、屋内を強化するというところを目的としてオープンさせました」
夏の暑さも、屋内であれば気にせず楽しめるといいます。
来園者
「暑い日はこういう室内とか、天気悪くても遊べるかなと」
また、今回のリニューアルにあわせ、園内で食べ歩きができるようなフードメニューも強化。子どもたちが楽しめるパンダの遊具をモチーフにした「パンダカー焼き」も8年ぶりに復活しました。名物として期待しているということです。
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暑さや雨でも快適に過ごせる場所は、都会のど真ん中、東京・六本木にも登場しています。
来場客
「室内めちゃくちゃ涼しくて過ごしやすい」
暑さを気にすることなく楽しめるというイベント「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」を開催。まるで、ディズニー映画の中に入り込んでいるような体験ができるイベントです。(六本木ヒルズ森タワー52階 8月31日まで)
さらに、夏休みシーズンを迎え新たなエリアもオープンしました。展望台エリアに誕生したのは「美女と野獣」の舞踏会シーンのフォトスポット。地上218メートルからの東京の景色を背景に、映像とは異なる新しい形で作品に入り込んでいるような体験が味わえるといいます。
来場客
「すごいかわいらしい、写真映えしそうな」
また、ディズニー創立100年を振り返り、全62作品の長編アニメーションのアメリカ版ポスターなどの展示や、ミッキーやミニーなどの描き方を学び、その場で描けるお絵描きコーナーもあります。
来場客
「ディズニーの作品の見せ方、良さをいろんな見方で知られて、来て良かった」
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一方、今月オープンした東京・多摩市立中央図書館では、一風変わった取り組みも行われています。2階に上がってみると、そこには多くの子どもたちの姿がありました。
「ジョージ! ジョージ!」とぬいぐるみを指さす子どもや、図鑑を抱えて「おもい~」と話す子どもなど、にぎやかな声も聞こえます。実は、誰もが自由に“おしゃべりができる図書館”だったのです。1階には静かな空間で利用できるエリアもあります。
“おしゃべりができる図書館”が誕生するきっかけは「子育て世代の声」だといいます。
多摩市立中央図書館 横倉妙子館長
「周りの目が、ちょっと声を出しちゃったりして気になるということで」
利用した人
「(子どもだと)『黙って』っていうのは難しいので」
「読み聞かせできるし」
夏休みの自由研究などで、親子で話し合いながら図書館を利用する子どもも多いということです。