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【博多湾】魚の隠れ家や産卵場所になる「アマモ」を増やす 手作業で種の取り出し 海の環境改善 目指し 福岡

2024年8月6日 19:10
【博多湾】魚の隠れ家や産卵場所になる「アマモ」を増やす 手作業で種の取り出し 海の環境改善 目指し 福岡
アマモの種を取り出す

海の環境を改善する働きが注目されている海草「アマモ」を増やすための作業が6日、福岡市で行われました。

6日午後、福岡市西区愛宕浜で行われたのは、海草「アマモ」の種の取り出しです。

作業には博多湾の環境保全に取り組む博多湾NEXT会議のメンバー、およそ30人が参加しました。

アマモは魚の隠れ家や産卵場所になるほか、二酸化炭素を吸収し海の環境をよくする働きが注目されています。

用意されたのは、ことし5月に福岡市東区の志賀島近くの海から引き上げられたもので、参加者は手作業で葉や茎を取り除き、種をより分けていました。

■福工大城東高校3年・荻澤日向子さん
「作業が思ったより大変だったので、短時間だったのですが愛着が湧いた。元気にたくさん咲いてくれたらいいかな。」

取り出された種はことし11月後半から12月ごろ、海に戻すということです。

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