天草市新和町で、特産の養殖アオサの収穫が行われています。

松岡邦安さんの養殖場では、引き潮の時間帯に幅1.8メートル、長さ18メートルの網に5センチほどに伸びたアオサを、漁船に取り付けた摘み取り機で網を巻き上げながら収穫していました。今年は、雨が少なかったことや海水温が高かったなどから、例年より10日ほど遅い収穫となりましたが、濃い緑色で出来もよいということです。

■松岡邦安さん
「去年と変わらずいいですね。色合いもばっちりです」

アオサの収穫は5月中旬まで行われます。天草漁協新和支所はことしはカモや魚による食害もあることから、去年より2割ほど少ない約8トンの収穫を見込んでいます。