九州・山口・沖縄の入賞・入選した伝統工芸品の展示会
九州、山口、沖縄の伝統工芸品を集めた西部伝統工芸展が、熊本市の鶴屋百貨店で開かれています。
会場には、陶芸、染織など7部門で入賞、入選した九州・山口・沖縄の伝統工芸家の作品、243点が展示されています。
『白妙彩磁壺』(庄村久喜さん作)は、しっとりとした美しさが特徴の白磁の壺で、柔らかさの中に躍動感があります。
『紅型着物「陽を纏う」』(渡名喜はるみさん作)は、沖縄などで見られる福木の葉と夏の日差しを題材に、遊びに夢中になった幼少期の幸福感を身にまとうことを表現しました。
人形の『陶彫彩色「余韻」』(溝口堂央さん作)は、祭りの大役を終えて安堵した表情やしぐさを表現しています。
西部伝統工芸展は、6月11日まで鶴屋百貨店で開かれています。