緒方太郎が選ぶ「太郎の気になるニュース」です。
阿蘇市でシバザクラが満開となり地元の人たちを楽しませています。このサクラ、熊本地震とも深い関係があるそうです。

菜の花の黄色と、シバザクラのピンク色。

阿蘇市狩尾地区にある四ツ江川の土手では約7000株のシバザクラが600メートルにわたり咲き誇っています。
見ごろを迎えたシバザクラですが、9年前に地元の五嶋一俊さんが老人会のメンバーと植えたものなんです。しかし翌年に熊本地震が発生。一時サクラの管理を中断していましたが地震で落ち込む人たちを元気づけようと植え付けを再開したそうです。

■シバザクラを管理・五嶋一俊さん
「きれい、感心する。植えて良かった。みんなの協力のおかげで満足のいく花が咲いた。これからもシンボルとして守っていきたい」

10日は色鮮やかなピンクの絨毯を楽しむ親子連れの姿も。

■親子連れで訪れた人
「とってもいいですね、根子岳も見えているし最高です」
「とってもきれい！」

狩尾地区のシバザクラは4月いっぱい楽しめるということです。