”鎮魂のあかり”、毎月10日・11日点灯へ…震災で被災した旧防災対策庁舎(宮城・南三陸町)
3月11日の東日本大震災で被災した宮城・南三陸町の旧防災対策庁舎では、3月から毎月10日と11日に鎮魂のあかりが灯されることになりました。
5日夜は、雨が降る中 午後6時半から約10分間試験点灯が行われ、南三陸町の旧防災対策庁舎が14基の照明で照らされました。
5日夜は、雨が降る中 午後6時半から約10分間試験点灯が行われ、南三陸町の旧防災対策庁舎が14基の照明で照らされました。
暗闇に赤い骨組が浮かび上がると、町の職員や工事関係者が静かに見守っていました。
東日本大震災では、庁舎は屋上まで津波にのまれ、町の職員ら43人が犠牲になりました。
照明の設置は、震災の教訓を後世に伝え犠牲者への鎮魂の思いが込められているということです。
南三陸町・佐藤仁町長
「優しい光ですので、鎮魂とそういった思いが伝わるような色だなと思いました」
旧防災対策庁の照明の点灯は、3月から毎月10日・11日、お盆期間も8月10~16日に行われる予定です。
最終更新日:2025年3月6日 12:59