愛南町で夏の味覚「小玉スイカ」収穫スタート 少人数世帯の増加で需要高まる
愛媛県愛南町城辺の農業用ハウスで現在、収穫真っただ中なのが…
河野園芸 河野俊会長:
「赤小玉スイカの赤小玉です」
直径およそ20センチ、重さが2キロ前後と、小ぶりサイズのスイカ。夏の味覚が、一足早く食べごろを迎えています。
河野さんは、愛南町で半世紀以上小玉スイカを栽培している大ベテラン。収穫は今週に入り始まり、きのうは息子の哲徳さんと朝8時から収穫作業を行っていました。
河野さんによると、少人数世帯が増える中で、小玉スイカの需要も高まっているといいます。
河野さん:
「冷蔵庫に入ること。カットで売らなくても丸ごと売れるじゃないですか。実も傷まず家まで持って帰れるし」
「おいしいです。これは13度あるな」
Q.糖度が13度食べただけでわかりますか?
「だいたい」
河野さんによると、中心部に甘みが集中する大玉のスイカと違って甘みが全体に行きわたるのが小玉スイカの特徴だといいます。
「誰が食べても納得してもらえると思います」
河野園芸の小玉スイカはおよそ4200個の出荷を見込んでいて、収穫は5月いっぱいまで続きます。