宮崎市の繁華街「ニシタチ」のデジタルサイネージ 専門家が騒音を指摘
宮崎市の繁華街「ニシタチ」の健全化に向け、官民一体となって取り組む連絡会議が開かれ、専門家がデジタルサイネージの騒音について報告しました。
宮崎北警察署で開かれた連絡会議には、繁華街周辺の事業者でつくるニシタチまちづくり協同組合や宮崎市などから約20人が参加しました。
会議では、南九州大学短期大学部で都市環境などを研究する呉海鍾教授が2020年以降、ニシタチではデジタルサイネージが増えたことで、騒音などの苦情が増えていることを報告しました。
(南九州大学短期大学部・呉海鍾教授)
「夜はどうなっているかというと、最大値を見てみると相当の騒音になっていることがわかった。ここ1〜2年の間には一番街の方が音の大きさが高くなっている傾向がある」
また、2022年に宮崎市の条例で客引き行為が禁止されて以降、こうした広告が増えたことも報告されました。
連絡会議では音や光の量や掲載内容について指針を示したガイドラインの作成を検討しています。