大雨や台風が多くなる時期を迎える中、宮崎県えびの市の飯野中学校で防災教育が行われました。

18日は各教室をオンラインでつなぎ、えびの市の職員が講話。
生徒たちは、九州山地と霧島連山から川内川に雨水が流れ込むため、えびの市は災害が起きやすいことなどを学びました。

このあと、2020年7月の豪雨で浸水被害が発生した麓地区に移動。
大雨に備えて土のうや排水ポンプが常備されていることや　救助活動などに役立てられるドローンなどについて教わり、地域防災への理解を深めていました。

（生徒は）
「日頃から災害が起きた時の備えをしっかりとしておかないといけないと感じました。」
「僕の隣の家におばあちゃんとかが住んでいるので、いざとなったら（危険を）教えに行って一緒に避難したいと思いました。」

飯野中学校では、今後も地域と連携しながら生徒の防災意識を高めていきたいとしています。