米巡航ミサイル「トマホーク」 来年度、一括購入の方針明らかに…“反撃能力”整備の一環で
浜田防衛相は14日、政府が保有を決めた「反撃能力」整備の一環として、アメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を来年度に一括契約で購入する方針を明らかにしました。
政府は、日本を攻撃しようとする相手のミサイル発射基地などを破壊する「反撃能力」整備の一環として「トマホーク」を取得する計画を進めています。
浜田防衛相は会見で、トマホークを来年度にアメリカから一括契約で購入する方針を示しました。
浜田防衛相「トマホークについてはですね、ミサイルの整備に必要な経費として、令和5年度予算案に約2113億円計上しているところですが」
浜田防衛相は、トマホークの購入はアメリカから装備品を有償で受け取るFMS(=対外有償軍事支援)の制度を通じて行うと述べました。
政府関係者によりますと、購入するのは500発前後で、政府は2026年度以降に部隊に配備する考えです。