自民・維新 憲法改正、安保政策など協力で合意
自民党の茂木幹事長と日本維新の会の馬場代表らが会談し、憲法改正、安全保障政策、エネルギー政策などの分野で、協力していくことで合意しました。
茂木幹事長と馬場代表らの会談では、憲法改正や安全保障政策に加え、エネルギー政策について、今月23日に始まる通常国会から協力していくことで一致しました。
さらに、国会議員に毎月100万円が支給される「調査研究広報滞在費」の使い道の公開など、維新が重視する国会改革についても協力していくことを確認しました。
維新は、去年から立憲民主党とも協力するようになっていて、18日には党首会談を行い、国会対応などを中心に、引き続き連携していくことを確認する見通しです。
こうした立憲と維新の連携により、自民党は去年、自らの方針を譲らざるを得なくなった場面もあり、今回、維新に協力する姿勢を見せることで、立憲と維新の関係にくさびを打ち込む狙いがありそうです。
一方で、自民、立憲の両方と協力することについて、馬場代表は「政策実現のため、あくまで是々非々で対応する」と説明しました。