作家の百田尚樹氏らが会見を開き、新たな政党「日本保守党」の結党を宣言しました。会見では、河村たかし名古屋市長と共闘していくことも表明しました。

「永遠の0」などの作品で知られる作家の百田尚樹氏は、都内で会見し、新たな政党「日本保守党」の結党を宣言しました。代表には百田氏が就任します。

百田氏は、結党の理由について「日本の文化や国柄、ナショナル・アイデンティティーが内側から破壊されかかっている。断固として日本を守るために新たな政治勢力が必要だ」と述べました。

党によると、すでに全国に4万7000人を超える党員がいるということで、今後、衆議院選挙を念頭に、様々な選挙で候補者を擁立していくということです。

また、会見には名古屋市長の河村たかし氏も同席し、河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」と特別友党関係を締結することも発表されました。

河村氏は日本保守党の共同代表に就任します。今後、河村氏が次の衆院選に立候補するかなどは未定だということです。