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鳩山首相、外国人参政権法案の提出に前向き

2010年1月12日 16:24
鳩山首相、外国人参政権法案の提出に前向き

 鳩山首相は12日朝、永住外国人に地方参政権を認める法案について「理解は得られると思っている」と述べ、通常国会への提出に前向きな姿勢を示した。

 鳩山首相は「理解は得られると、私は思っていますが、日韓併合の100年というタイミングでもあるということをもって、いろいろ検討している最中だと、私は理解しております」と述べた。

 外国人参政権法案をめぐっては、小沢幹事長が11日の政府・民主首脳会議で、通常国会での成立に強い意欲を示している。

 法案には与党の国民新党が反対しているほか、民主党内にも慎重意見が根強くあるが、小沢幹事長が先月末、平野官房長官に対し、政府が通常国会に法案を提出するよう強く要請していたことが明らかになっている。

 法案には国民の反発も予想され、鳩山政権の新たな火種になる可能性もある。