仙谷国家戦略相は１３日、今のような低い税収が続いた場合には消費税増税を公約に、４年の任期を待たずに解散・総選挙を行うことも選択肢の一つとの認識を示した。

　「（鳩山政権の）次の任期の政策としては、消費税を上げて、それによって医療・教育・年金・保育というようなところに重点的に打ちこむんだと。そういう旗を掲げるとすれば、それは任期の１年前なのか１年半前なのか、あるいは半年前なのか知らないが、打って出ると」－仙谷国家戦略相はさらに、「税制改革や歳入改革を掲げて選挙をしなければ、信頼の置ける政権として『もう１期やってみろ』という話にはならない」と述べた。

　また、「今の税収のまま続くなら、大きな壁にぶち当たる」と述べ、近い将来、消費税増税などが必要になるとの見通しを示した。