消費税増税に慎重な自民党議員ら会合
安倍首相が消費税率を10%に引き上げるかどうかの判断を前に、消費税増税に慎重な自民党議員らが22日、会合を開き、40人以上が出席した。
山本元経産副大臣「次の消費税増税については、慎重にタイミング等計るべきだ。将来的に消費税を上げなければいけないことは私も当然だと思っているが、タイミングが大事でありまして、特にデフレから脱却するこの時期でというのは危ない」
会合には、安倍首相の経済政策ブレーンの一人である本田悦朗内閣参与が講師として招かれ、衛藤晟一首相補佐官や左藤防衛副大臣ら自民党の議員42人が出席した。
本田参与は会合後、記者団に対し「この状況での再増税は危険だ。少なくとも2017年の4月まで先送りすべきだ」などと述べた。会合では今後、消費税引き上げの是非を議論した上で、11月末までに提言をまとめ、安倍首相に提出することにしている。