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【全文】"統一教会"との関係見直しを松野長官が閣僚らに指示 松野長官会見(8/8午前)

2022年8月8日 14:32
【全文】"統一教会"との関係見直しを松野長官が閣僚らに指示 松野長官会見(8/8午前)

松野官房長官は、8日の会見で、霊感商法などが社会問題化したいわゆる「統一教会」との関係について、閣僚懇談会で、閣僚に対して、点検をした上で厳正に見直しを行うよう、指示をしたことを明らかにしました。

<会見トピックス>
▽安倍元首相の銃撃事件

▽安倍元首相の国葬

▽"統一教会"と閣僚らの関係

▽内閣改造

▽オミクロン株対応ワクチン

▽防衛力強化

会見の概要は以下の通りです。

○松野官房長官
繰り上げ閣議の概要について申し上げます。

政令・人事が決定されました。

大臣発言として二之湯大臣から一般職の職員の給与についての人事院勧告等についてご発言がありました。

閣僚懇談会においては、私からいわゆる旧統一教会と政治家との関係について申し上げました。

次に、本日岸田総理が、人事院より国家公務員の月例給ボーナスの引き上げに関する人事院勧告を受けておりました。

これを受け、先ほど持ち回りにより第1回給与関係閣僚会議を開催し、本年の国家公務員の給与の取り扱いの検討に着手しました。

また今回、勧告に合わせて出された報告では、試験の実施時期の前倒しや、政府からもかねてよりお願いをしていた、民間からの円滑な人材確保に関する取り組み、フレックスタイム制の柔軟化などに関する前向きな取り組み方針が示されました。

国家公務員の給与取り扱いについては、人事院勧告制度を尊重するとの基本姿勢に立ち、適正な結論を得るよう、国政全般の観点から検討してまいります。

詳細については内閣人事局にお尋ねください。

私からは以上であります。

――安倍元首相の銃撃事件について。

銃撃事件から今日で1か月となりました。

警察庁は8月下旬に警備の検証結果をまとめる方針ですが、改めて政府としてどのような検証結果をまとめる考えかお伺いします。

また今回の銃撃事件を受け、首相や長官、閣僚らへの警備強化に関する政府の取り組みや考えについてお伺いします。

○松野官房長官
今回の事案を受け現在、警察庁において、8月中に一定の結論を得られるよう、国家公安委員会のもとで警護・警備の検証見直しを行っているものと承知をしています。

これまでのところ警護対象者に対して、被疑者の接近を許したことに検証の焦点をおき、警護上の危険度の評価、警護計画の策定、現場における警護・警備の実施、警察署の関与の在り方等について検証が進められていると聞いています。

今回のような事案を二度と起こすことがないよう、まずは国家公安委員会のもとでしっかりとした検証見直しを行い、その結果も踏まえ、警察には今後控える諸行事や日常の警護警備に万全を期してもらいたいと考えています。

――関連で伺います。

安倍元総理の来月開かれる国葬を巡って伺います。

各社世論調査では賛否がわかれておりますけれども、衆議院で閉会中審査が行われることになりました。

政府としてはどのような説明を行っていく考えか伺います。

○松野官房長官
国葬儀を行うこととした考え方等については、これまでも岸田総理の記者会見や私の記者会見などにおいて説明をしてきたところであります。

8月6日の記者会見においても、岸田総理から8年8か月という憲政史上最長の任期、民主主義の根幹たる選挙運動中の非業の死、国内外からのさまざまな業績への評価、特に海外において議会における追悼決議の採択、政府としての服喪の決定など各国がさまざまな形で安倍元総理に対する敬意と弔意を示していること。

こうした状況を踏まえて国葬儀を開催し、各国の代表を招きすることは、適切である旨のご発言があったところであります。

今回の国会の審議の進め方については国会でお決めになるものと認識をしていますが引き続き、様々な機会を捉えてしっかりと説明をしてまいりたいと考えております。

――先ほど長官は閣僚懇談会で「私から旧統一教会と政治家との関係について申し上げた」とおっしゃった。

具体的にどのような内容のことをおっしゃったのか。

○松野官房長官
いわゆる旧統一教会と政治家との関係については、国民の皆さまから様々なご意見が寄せられているところであり、社会的に問題が指摘されている団体との関係については政治家として十分に注意をしなければならないのは、当然のことであります。

こうしたことを踏まえ、総理のご指示を受け、本日の閣僚懇談会において、各閣僚に対して、この問題に関して、国民に疑念を持たれることのないよう政治家としての責任において、当該団体との関係をそれぞれ点検し、厳正に見直しを行うよう、私から指示を行いました。

またあわせて、関係副大臣、政務官等にも示達するように伝えたところであります。

――内閣改造についてお伺いします。

岸田首相は内閣改造や自民党役員人事を今週に行うと明言されました。

10日実施されると各社報道をしておりますが、お盆にも差し掛かるこの時期に人事に踏み切った理由をお伺いします。

また、新たな内閣ではどのような陣容にする考えか人事について首相から何らかの相談や報告があったかどうかもお伺いします。

○松野官房長官
内閣改造のタイミングや人事は、総理の専権事項であり、特段の指示や相談は受けていません。

その上で申し上げれば、総理は様々な課題を踏まえ、できるだけ早く新しい体制をスタートさせたいという判断で与党とも相談をされ、今週にも内閣改造を行うとおっしゃっており、それに尽きるかと思います。

――新型コロナウイルスの感染拡大はまだ終息が見えていません。

政府は感染拡大期での制度変更に慎重な考えを示す一方で、今回は総理は内閣改造を行います。

コロナ対策への影響はありませんでしょうか。

人事の時期を決める上で、この点は考慮されたのでしょうか。

また、感染者の全数把握を巡り、専門家や知事から要望が出ておりますが、改めて政府の方針をお聞きします。

○松野官房長官
新型コロナについては、オミクロン株のBA.5系統を中心とする感染が急速に拡大をしており、全国的にこれまでで最も高い感染レベルを更新し続けているところであります。

政府としては、先日の政府対策本部決定に基づき、保健医療提供体制の確保、ワクチン接種のさらなる促進、メリハリのある感染対策に取り組んでいるところであり、これらの政策を着実に進めていく考えであります。

また、ご指摘の全数把握については、政府として方針を決めているものではありませんが、今後時期を見極めつつ、感染状況やウイルスの変異の可能性等も踏まえ、専門家や都道府県の意見も伺いながら、丁寧に検討してまいりたいと考えております。

――長官は留任の方向という報道が出ているが、総理からすでに指示などはあったのか。

○松野官房長官先ほど申し上げました通り、内閣改造のタイミングや人事に関しまして、特段の指示や相談を受けていません。

――オミクロン対応のワクチンについて伺う。

オミクロン型対応ワクチンについて厚生労働省は、今年の秋以降の追加接種に導入する方針を示しているが、10月にも開始する方向で調整と一部報道があります。

現在の政府の検討状況について。

○松野官房長官
オミクロン株対応ワクチンについては、先月22日の厚生労働省の審議会において、早ければ今年秋以降に初回接種を完了した全ての方を対象に接種を実施することも想定して、準備を開始するとされたところであります。

本日の審議会でもさらに議論が行われるものと承知をしております。

詳細につきましては厚生労働省にお尋ねをいただきたいと思います。

――防衛力強化に関連して伺います。

台湾海峡の緊張激化で自民党を中心に反撃能力の早期保有や防衛費の大幅増など防衛力強化を求める声がこれまで以上に高まっています。

安保戦略など3文書の改定を控える中、政府としてはこのようなことをどう踏まえて議論するか。

改めて見解をお願いします。

○松野官房長官
今般、中国が我が国EEZを含む我が国の近海に設定された訓練海域に向けて弾道ミサイルを発射したことは、我が国の安全保障および国民の安全に関わる重大な問題であり、引き続き緊張感を持って状況を注視し、対応に万全を期していく考えであります。

その上で政府としては、我が国を取り巻く安全保障環境が急速に厳しさを増す中、新たな国家安全保障戦略等を策定していく中で、自民党からの提言も踏まえつつ、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に対応し、スピード感をもって防衛力を抜本的に強化していく考えであります。