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山本一太氏「なぜ北を非難しなかったのか」

2010年11月25日 19:46
山本一太氏「なぜ北を非難しなかったのか」

 25日午後の参議院予算委員会で、北朝鮮による砲撃事件に関する集中審議が行われ、自民党・山本一太議員は、菅直人首相が事件発生から約2時間半後のインタビューで「なぜ、北朝鮮を非難しなかったのか」と追及した。

 山本議員「情報収集に努めるなんて、そんな中身ありますか。明らかに北朝鮮側から韓国の国土が砲撃されたわけですよ。なぜそこに、最初に非難声明が出ないんですか」

 菅首相「(韓国の)合同参謀本部が発表したのは午後6時過ぎなんです。まず、確かな情報に基づいてものを言わないといけませんから、そういう段階でまず言うべきことは、その時点で言ったと、そう思っています」

 菅首相は「まず、確かな情報に基づいてものを言わないといけない」として、自らの対応に問題はなかったとの認識を示した。

 また、菅首相が13日に横浜市で行われた日中首脳会談で、メモを見ながら発言したことについて、山本議員は「最悪だったとの自覚はあるか」とただした。これに対して、菅首相は「イメージが大変重要だと認識した。それ以降、冒頭のテレビが入っている場面でメモを読むのはやめようと決意した」と述べた。