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ロシア機が進入、日米演習の訓練が一時中断

2010年12月8日 16:54

 日米共同統合演習が行われている日本海上空の空域に6日、ロシア軍の哨戒機2機が接近し、訓練が一時中断されていたことがわかった。

 防衛省によると、6日午前、日米共同統合訓練の一部を行っていた能登半島沖の日本海上空の空域にロシア軍の「IL(イリューシン)-38」哨戒機2機が進入し、数時間にわたって飛行したという。このロシア軍機により、日米間の機密性の高い情報を収集される可能性があったため、訓練は一時中断されたという。

 自衛隊は、小松・三沢両基地から戦闘機を緊急発進させ、警戒にあたった。