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菅首相 仙谷官房長官の処遇、近く最終判断

2011年1月11日 13:23
菅首相 仙谷官房長官の処遇、近く最終判断

 13日の民主党大会後に行う内閣改造・党役員人事について、仙谷官房長官の処遇をめぐって交代論が強くある一方で、続投を模索する動きも続いており、菅首相の最終判断が焦点となっている。

 菅首相は10日、西岡参議院議長や輿石参議院議員会長らと相次いで会談した。西岡議長は、参議院で問責決議を受けた仙谷長官の更迭を強く求めたが、菅首相は明確な回答を避けた。一方で、菅首相周辺では続投を模索する動きもあり、菅首相は近く最終判断する方針。後任候補としては、北沢防衛相や民主党・枝野幹事長代理、藤井元財務相、玄葉国家戦略相らの名前が取りざたされているが、絞り切れていない状況。

 一方、民主党・小沢元代表の国会招致問題も山場を迎えている。執行部は、小沢氏に対して、今週中に政治倫理審査会に出席を申し出るよう求めている。これについて、小沢氏に近い議員は11日、相次いで会合を開く方針で、12日の両院議員総会では執行部批判も予想される。