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菅首相 2法案成立で退陣、あらためて表明

2011年8月11日 13:01
菅首相 2法案成立で退陣、あらためて表明

 菅首相は11日の参議院予算委員会で、特例公債法案と再生可能エネルギー特別措置法案の2つが成立した段階で、速やかに退陣する考えをあらためて表明した。

 菅首相が退陣条件として挙げている2法案は、今月26日までに成立する見通し。11日の参院予算委で菅首相は「その段階で次の民主党代表の選任という手続きに入り、新しい代表が選任された段階で、私自身、首相を辞することを昨日も申し上げましたし、この場でも申し上げておきたいと思う」と述べた。

 退陣の条件となっている残る2つの法案のうち、再生エネルギー法案については、民主、自民、公明3党の修正協議が10日から始まっており、11日中の合意を目指している。また、もう一つの条件である特例公債法案は、11日に衆議院を通過する予定。

 両法案の早期成立に向け、与野党の動きが加速しており、菅首相の正式な退陣表明は今月中になるとみられる。