野田首相は３日、毎日、記者団のインタビューに応える「ぶら下がり取材」には応じず、今後は定期的に記者会見を開いていく方針を示した。

　野田首相は「先般も記者会見をやらせていただいたが、ぶら下がりという形ではなくて、会見方式でじっくりお尋ねをいただきながらお答えをしていくものを、ある程度の頻度でやっていきたいと思う」と述べた。

　首相が毎日立ち止まって記者団の取材に応えるぶら下さがり取材は、小泉内閣以降の首相が応じてきた。野田首相は視察の際などには適時ぶら下がり取材に応じる考えだが、毎日は応じなくなることで、今後、的確な情報発信ができるかどうかが問われることになる。