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大阪ダブル選挙 投票率、前回上回る

2011年11月27日 19:05
大阪ダブル選挙 投票率、前回上回る

 大阪市・平松邦夫市長(63)と大阪・橋下徹前知事(42)による一騎打ちとなった市長選挙と、新人同士が争う大阪府知事選挙のダブル選挙の投票が27日朝から始まっている。投票率は午後5時現在、前回に比べていずれも高くなっている。

 平松氏は市長選と知事選、橋下氏は大阪・豊中市在住のため、知事選の投票を、それぞれ自宅近くの投票所で済ませた。

 知事選には、いずれも新人で、民主・自民両党の大阪府連が支援する倉田薫氏(63)、共産党が推薦する梅田章二氏(61)、大阪維新の会が公認する松井一郎氏(47)、政治団体代表・中村勝氏(60)、財団法人会長・マック赤坂氏(63)、元大阪府職員・岸田修氏(70)、元中学校教員・高橋正明氏(69)が立候補している。

 大阪市では40年ぶりとなるダブル選とあって有権者の関心は高く、投票率は午後5時現在、市長選で39.11%(前回比10.37ポイント増)、知事選で34.83%(前回比1.05ポイント増)と前回に比べて高くなっている。また、期日前投票も市長選で有権者の約11%、知事選では9%が済ませている。

 投票は午後8時までで、いずれも当選者が決まるのは夜遅くになる見込み。