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食の安全に徹底して取り組む~松原消費者相

2012年1月17日 0:31

 野田改造内閣で新たに入閣した松原仁消費者相は16日、記者団の取材に応え、食の安全や消費者行政について考えを述べた。

 松原消費者相は「生命、財産、身体、これを守るというのは国の最大の役割。そのことは全力で取り組んでいきたい」と述べ、特に、食の安全に徹底して取り組む意欲を示した。

 また、消費者庁が発足して2年半の評価について問われると、「茶のしずく石鹸(せっけん)」の問題などスピード感に欠ける部分はあったとした上で、今後は入手情報を点検するためのチームで迅速に対応し、消費者の権利や安全を守る組織になっていきたいと話した。

 一方で、前任の山岡氏が問責決議案を受ける原因となったマルチ商法に関しては、「消費者を守るという観点から、色々な議論を深めていく必要がある」と述べるにとどまった。