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素案に“最低保障年金”、無責任~自民党

2012年2月10日 14:13
素案に“最低保障年金”、無責任~自民党

 10日の衆議院予算委員会で、自民党・茂木政調会長は、民主党がマニフェストで掲げた年金抜本改革の柱である最低保障年金の導入について「一体改革の素案に盛り込むのは無責任だ」と厳しく追及した。

 茂木氏「最低保障年金7万円についても、正直に、実施できないと認めて、素案から外された方がいいと思います」

 岡田副総理「(民主党の年金抜本改革案に)色々な欠点があることも承知しています。国民の年金制度は、政権がかわったからといって、ころころとかえるわけにはいきませんので、各党間でしっかりと、どちらが良いのかということを議論していく、そういう時期なのでないか。ぜひ、そういう議論はお願いしたい」

 一方、小宮山厚労相は、年金制度の抜本改革で必要となる財源の試算について、新しい人口推計などに基づいて再計算した場合、「1~2か月かかる」との見通しを示した。