防衛力の抜本的な強化へ“防衛費のあり方”めぐり浜田防衛相と鈴木財務相が会談
政府がかかげる防衛力の抜本的な強化に向けた中長期の防衛費のあり方をめぐり、浜田防衛大臣と鈴木財務大臣が会談しました。
防衛力の抜本的な強化に向け、防衛費の増額規模やその財源が課題となる中、浜田防衛大臣と鈴木財務大臣が会談し、来年度から5年間の防衛費のあり方について協議しました。
会談で浜田防衛大臣は「将来にわたりわが国を守り抜くため、防衛力を抜本的に強化することが必要だ」として、「必要な予算をしっかりと確保していく」と主張しました。
一方、鈴木財務大臣は防衛力の抜本的強化は前提だとした上で、「必要となる国民負担が、できるだけ小さくなることが望ましい」と伝えたということです。
両大臣は年末までの「中期防衛力整備計画」の改訂に向け、継続的に協議することにしています。