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民自、原子力規制庁設置法案審議入りで対立

2012年5月25日 17:19
民自、原子力規制庁設置法案審議入りで対立

 民主・自民両党の国対委員長が25日に会談し、民主党が原子力規制庁設置法案について、29日の審議入りに理解を求めたのに対し、自民党は「応じられない」として、話し合いは平行線に終わった。

 法案について、民主党・城島国対委員長は、29日に衆議院本会議で審議入りしたいとの方針を改めて説明した。しかし、自民党・岸田国対委員長は、問責決議を受けた2人の閣僚の交代が先だとして、話し合いはつかなかった。

 民主党は「これ以上、遅らせることはできない」として、あくまでも審議に入る方針。

 一方、公明党は、自民党と共同で議員立法の対案を出していることなどから審議に出席する考えで、自民党内からも「対案を出している以上、審議に応じるべきだ」と態度を軟化させる意見も出ている。