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政府、将来の原発依存度で3つの選択肢示す

2012年6月30日 2:54
政府、将来の原発依存度で3つの選択肢示す

 政府は29日、「エネルギー・環境会議」を開き、中長期のエネルギーをどう賄うのか3つの選択肢をまとめた。

 この選択肢は電源構成を基本にしており、30年時点での電力の原発への依存度について「0%」「15%」「20~25%」と3通りの選択肢を示し、いずれも福島第一原発の事故前よりも低い割合となっている。

 また、30年時点での再生可能エネルギーへの依存度については、それぞれ「35%」「30%」「25~30%程度」としている。

 政府は7月から、国民から幅広く意見を聞き、議論することを目的とした「意見聴取会」や「討論型世論調査」などを実施し、8月中に方針を決定する考え。