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自民総裁選告示、5候補が演説会で支持訴え

2012年9月14日 17:50
自民総裁選告示、5候補が演説会で支持訴え

 自民党総裁選挙が14日に告示された。5人が立候補し、議員票・党員票計499票を争うことになる。自民党本部では演説会が開かれ、それぞれ支持を訴えた。

 安倍元首相「私は、政権を担い、首相として挫折を含め、様々なことを学んだ。この経験を生かして、この国難に立ち向かっていく決意です」

 石破前政調会長「厳格な文民統制の下に、集団的自衛権の行使を可能とする。そして、国を挙げて安全保障に取り組む。私はそのために、自分がやりたいと思っている」

 町村元官房長官「全国の党員とスクラムを組んで、凜(りん)として力強い日本に造り上げていく」

 石原幹事長「国を守る、ふるさとを守る、その先頭に立たせていただきたい。今、本気で気合を入れなければ、日本は沈没する」

 林政調会長代理「日本の経済を何とか再生させたい。再生をこの林芳正に任せてもらいたい」

 5人の立候補は08年と同じく過去最多。特定の候補の支持を打ち出した派閥も必ずしも一枚岩での投票行動はとらない見通しで、混戦もようとなっており、上位2人による決選投票が見込まれる。

 総裁選は26日に開票される。