民主党代表選4候補、福岡で主張を訴え
21日に迫った民主党代表選挙に向け、福岡市で17日、立会演説会が開かれ、各候補者はそれぞれの主張を訴えた。野田首相(党代表)は、日本政府による沖縄・尖閣諸島の国有化に抗議する中国の反日デモなど不測の事態に対応するとして、民主党本部から中継での参加となった。
野田首相「マニフェストに書いていなかったことでも、やらなければならないことが任期の4年の間には起こりうる。その時にきちっと責任ある対応をする政党として、私は民主党を国民政党として根付かせていきたいと考えている」
赤松元農水相「(国民会議で)1年間協議をしても調わなければ、増税だけが先行していくということになる。社会保障と増税と一体なんですから、その時には増税しない」
原口元総務相「(電力会社に)責任を押しつけるのではなく、国の責任においてちゃんとした、その地域の転換をやることが大事だ。お手盛りの安全神話に逃げ込んではいけません」
鹿野前農水相「福島の再生がなければ日本の再生がないというなら、言葉だけではダメなんです」
民主党代表選は21日に開票が行われる。